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自転車に関する交通ルール

平成20年6月から改正された道路交通法で自転車は次のような時に歩道を通行できるようになりました。

①自転車通行可の標識が歩道に設置してあれば、自転車も歩道を通行することができます。

②13歳未満の子供と70歳以上の高齢者は、自転車の標識が無い歩道でも通行できます。

③車道の通行が危険の場合は、自転車の標識が無くても歩道を通行することができます。 ただし、

    警察官や交通指導員の指示があった場合は、その指示に従わなければなりません。

④歩道を走行する場合、自転車は歩道の中央から車道寄りを走らなければなりません。

その他の規定と違反した時の罰金は次のようになります。

①13歳未満の子供を自転車に乗せる場合は、ヘルメットをかぶらせるようにしましょう。

②自転車は道路の左側にある路側帯を通行しなければなりません。

③ブレーキは前後に備え、時速10km時に3m以内に円滑に停止できるようにします。

   ちなみに歩道や左側を通行したり、信号無視や一時停止違反をすると、3ヶ月以下の懲役又は5万円以下の      罰金、飲酒運転は5年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。気をつけましょう。

 

終活のすすめ

終活とは人生の最期をより良くすごすために、事前に準備を行うことです。   

例えば自分のお葬式やお墓について考えたり、財産や相続について身辺整理をしておくことで、残された家族に迷惑をかけること無く、安心して余生を過ごすことができます。終活の一例として、エンディングノートをまとめる、お葬式を決める、お墓を探す、財産や相続をまとめる、家財を片付けるなどがあります。全国の60歳以上の男女約3,600名を対象に、「終活」の調査をすると、2012年2月には「終活を知っている」と答えていた人が10.2%だったのに対し、2013年2月には27 %まで増えています。2012年12月の流行語大賞に選ばれたこともあり、近年認知度が高まっています。なかには、東日本大震災の影響で30代から「終活」を始めている人もいるようです。また 「エンディングノート」を知っている人は1年で24%も増加し、実際に書いている、書いてみたいを合わせると50%以上の人が関心を持っています。エンディングノートに書きたいことは終末期医療、自分のお葬式や墓、家族への感謝のメッセージなどです。

エンディングノートと共に「自分史」も書くことをお勧めします。現役をリタイアして第二の人生を始められた方、戦前戦後の混乱期を生き抜いて来られた方、老後に新たな目的を探しておられる方などはぜひ自分史を御検討下さい。人の一生は、一冊の本に綴れるだけの重みを持っています。しかもその人だけの貴重な体験です。昨今、核家族化がすすみ、テレビがお茶の間の主役を演じて、つたえ残しておかなければならないことも、貴重な体験談も家族に話す機会がなくなっています。おじいさん、おばあさんの名前さえ知らないお孫さんが沢山います。ですが書いておけば思いは伝えられます。それが先人の務めでもありましょう。お孫さんへ手紙を書くつもりで、この世にたった一つの「心の遺産」として、ぜひ「自分史」を残してみては如何でしょうか。

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